人は変われる。と言えるほど無責任はなれないが。。

「人は変われない」とか

「人は変われる」とか言うけど、果たしてどうなのか。

ものによるでしょう。

例えば細胞は変わるし、体重も変わるし、気分も変わるし、考えも変わるし。

ただ確かにほとんど変わらないものもある。

例えば睡眠が必要とか、鼻の穴が二つとか、遺伝的なこととか。

微妙なのが、考え方とか、感じ方とか、性格とか。

これらは変わる部分もあり、変わらない部分もあるような気がする。

ただ、「これまで生きてきて一度も変わらなかったから、これからも変わらない」というのは必ずしも正しいとは言えない。

かつて「これまで人間は空を飛ぶことができないから、これからもできない」と言えたかもしれないけど、まぁ飛行機ができてしまったわけだ。

まぁ大抵の場合、そんなに変わりたいと本気で心の底から思うことは少ないようだ。

それで生きていけているのだからそれでもよい。

ただそれが破滅的な場合もありえるのでコワいところ。

例えば「何々大学に行けないと生きてる価値が無い…」とか。

周りからすると「なぜそこまで？？」という感じかもしれないけど、どうしても気持ちが追い詰められるとそういう方向になりかねない。

それで上手くいくこともあるけど、病むこともある。というか私はかつて軽度に病んだ。軽度でよかった。

前にアメリカ人から「外に行けば撃たれる。黒人なら警官に撃たれる。性的マイノリティは生きられない。我々は幸せにはなれない」というようなことをメッセージで言われた。

これには、その時は同情を示すしかなかったけれど、どうしても見過ごせない点があった。

それで後から「幸せになれない、とは言わないでくれ！」と伝えた。

「幸せになれない」と言うことは

「私は幸せになりません」と宣言することとほぼ等しいと思ったからだ。

それだと、あるかもしれない幸せを感じれないだろう、と思った。けどそれは言わなかった。

理由を聞かれたけど、色々考えた挙句、「良いから言わないで！！！」という、ゴリ押しで返した。

多分ごちゃごちゃ言うよりは印象に残るだろう、と思ってそうした。

「わかった！！」と返事をくれたけど、まぁ、自分の無力さを感じずにはいられない。

なんの記事だっけこれ。。

あぁ、人は変われるかという話だけど、

とか、色々ある気がする。

なので、「人は変われる」とか「人は変われない」とか、そんな単純ではないと思う。