才能ではなく、適性で考えたい、とか

哲学、心理学、宗教、いろいろ本を読んで分かったことがある。

それは、ほんと人それぞれだな、ということである。

そんなことかい

 

才能はあるのか?

あると思う。ただ「才能があるか、ないか」という、白か黒かみたいな思考は不幸になるし、必要ないと思う。

そういうふうに一つの物差しで物事を測ろうとしているという点が非現実的だし、そんな単純な指標のために生きているわけではないし。

才能があれば幸福、とも限らないし。

まぁでも信じられない能力を持つ人というのは実際にいる。

 

「勝ち組、負け組」とか、あいつに勝ったとか負けたとか。それも同じく、一つの物差しで測ろうとしている。

「俺はあの人に勝った」と思えば「でもあの人に負けてる」「これから負けるかもしれない」という思いを同時に抱くことになる。

 

人それぞれである。

継続できない人が、チャレンジ好きだったり。

変化が怖い人には、継続力があったり。

集中力がない人が、突飛なアイデアを思いついたり。

杓子定規なカタブツが、不正に立ち向かったり。

サイコパスが、パニックの中で冷静に対処したり。

猫がひろしだったり。

 

羅列してて思ったけど、ドラマとかでたまにこういうのが描かれることあるな。最初は嫌なやつだと思ったけど、その性格がそのまま別の場面で輝く、みたいな。

 

まあとにかく「才能があるかないか」じゃなくて「何に適するか」を考えたいと思いました。