かたあげポテトと省察
今日はスーパーに買い物いった。
俺はかたあげポテトを前にしていた。
かたあげポテトを前にしたとき、人は2種類に分けられる。
かたあげポテトを買う人と、買わない人だ。
かたげポテトを買う人は、かたあげポテトを買う覚悟のある人だけである。
それでも私はかたあげポテトを買うことにした。もしかすると、私には荷が重いかもしれない。私には適していないかもしれない。資格がないかもしれない。誰かに後ろ指を刺されるかもしれない。
それでも買った、ということが事実だ。
これからどうなるかは誰もわからない。でも、やがて「あぁ、あの時かたあげポテトを買ったな」と笑える日が来ること、そういう自分を信じること。
それがかたあげポテトを買うということなんだな。