さまざまな問題について
問題や解決というのはいくつかのパターンがあるように思う。
◆直接の対処
・頭痛がする
・頭痛薬を飲む
シンプル。
ただそんな簡単に解決する問題は、あまり問題にならない。
◆原因の追求
・頭痛がする
・原因は寝不足のようだ
・早く寝るようにする
対処療法にならず、根本的な解決になる。ように思える。
けど実際、「本当にそれが原因なのか」という疑わしさがある場合もある。
また「気圧のせい」とかどうしようもないのでは、みたいなこともある。
◆サーキュラーな問題
・頭痛がする
・それは寝不足のせいだ
・寝不足なのは、残業のせいだ
・残業が必要なのは、頭痛のせいだ
原因がループしているパターン。実際多くの問題はこうなってるように思う。
この場合「根本的な原因」とかが特定できなかったりする。
逆に言えば、どれがが改善されれば全てが一気に改善されたりする。
◆解かない
・頭痛がする
以上。という考え方もある。そもそも「問題は解かなければならない」というルールは無い。
◆解消する
・なぜ私の尻尾が痛いのか
このようにそもそも問題として成立していないという場合もある。「尻尾がある」という前提がおかしい。
「砂粒をいくつ集めたら、山と呼べるのか」という問題も同様だと思う。「山とはこういうものである」という客観的で絶対的な基準がある、という前提がおかしい。
「私はどんな人生を送るのが正解か」というのも同様だと思う。「客観的に正解の人生がある」という前提がおかしい。